ADHD

【理由がある】しつこい子供に見られる小学生の特徴!ADHDから理解する特性とは

しつこい 子供 小学生

「うちの子、どうしてこんなにしつこいの?」

「もうやめてって言っているのに…」

小学生の子どもが見せる執拗な行動に、御は日々疲れを感じ、時にはどう対応すればいいのか途方に暮れることもあるでしょう。

特に、その「しつこさ」の背景にADHD(注意欠陥・多動性障害)の特性が関係している場合、一般的な「しつけ」ではなかなか解決しません。

ADHDの特性を持つ小学生は、衝動性多動性、そして注意機能の偏りが見られます。

さらに「相手の状況を読み取ることが難しい」「自分の関心が強いことには過度に集中してしまう(過集中)」「気持ちの切り替えが苦手」といった特性が見られます。

これが、親や友達から見て「しつこい」と映る行動につながる要因です。

この記事では、小学生の「しつこさ」をADHDの特性という専門的な視点から理解し、親が抱える苦労、子どもの成長を促すための具体的な関わり方や療育方法をお伝えします。

ついでに私の実体験ベースの成功・失敗談を交えてお伝えしてます。

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「しつこさ」を利用した学習法

しつこい子ども発達障害とは?障害特性から見た行動の背景

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発達障害、特にADHDの特性を持つ小学生の「しつこさ」は、単なるわがままや悪意からくるものではありません。

これは脳機能の特性、特に衝動性の高さ注意機能の偏りが深く関わっています。

衝動性が高いと、「今、これをしたい!」という欲求や興味をすぐに満たそうとし、相手の都合や状況を待つことが苦手です。

また、注意機能の偏りからくる過集中も「しつこさ」の一因です。

いったん関心を持ったことや、今やっている行動から注意を切り離すのが難しく、周りが「もういいよ」と言っても、本人はその活動を終わらせるという認識に至りにくいのです。

これは、周りから見ると「空気が読めない」「嫌がっているのにしつこい 子供」と映る行動につながります。

例えば、私が経験したエピソードでは、息子が私にゲームをねだる時、私が掃除中で手が離せないと伝えても、1分ごとに同じセリフを繰り返してきました。

当時は「どうしてこんなに言葉が通じないんだろう」とイライラしましたが、これは彼にとって「ゲームをしたい」という欲求が最優先された結果でした。

しかし、私の「手が離せない」という状況理解が追いついていない特性上の行動だと、後から理解しました。

専門的な療育では、この切り替えの難しさを克服するため、構造化視覚的な支援が有効とされます。

例えば、タイマーで時間を区切ったり、「終わりのサイン」を決めて視覚的に示すことで、子どもは見通しを持ちやすくなります。

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過集中もプラスへ!特性を利用した学習法

 

しつこい子どもの心理!根底にある不安と承認欲求

しつこい 子供 心理

しつこい小学生の行動の心理的な根底には、しばしば不安強い承認欲求が隠されています。

特にADHDの特性を持つ子どもたちは、学校生活などで「失敗体験」や「叱責」を受けることが多くなりがちです。

その結果「自分は受け入れられていないのではないか」という不安を抱きやすくなります。

結果、その不安を打ち消すために、親や特定の友達に対して執拗に話しかけたり、同じことを繰り返し求めたりする行動に出ます。

子どもにとって、親に同じ事を何度も言う行為は、「自分の存在を認識してほしい」「自分に関心を向けてほしい」という、切実なメッセージであることが多いのです。

彼らは、否定的な関心(怒られる、注意される)であっても、「関心を持たれる」こと自体を求めている場合があります。

親の立場からすると、疲れている時に「 疲れる」と感じるのは当然です。

私自身「後でね」と言ったのに「後でっていつ?ねえ、いつ?いつ?」と同じ事を何度も言うしつこい 子どもに、思わず声を荒げてしまった経験があります。

これは親として失敗だったと反省しています。

この場合、まず一度、徹底的に子どもの訴えに耳を傾ける時間を意図的に作ることが大切です。

「今から5分だけ、あなたの話だけを聞くよ」と宣言し、アイコンタクトを取りながら聞くことが大事です。

子どもの承認欲求が満たされ、それ以降の「しつこさ」が軽減されることがあります。

結果的に安心感につながるため有効です。

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ADHDの子どもはしつこい?特性理解と適切な関わり

adhd 子供 しつこい

ADHDを持つ子供の「しつこさ」は、切り替えの苦手さと興味関心の強さ(過集中)から生まれます。

この特性を理解した上で、親は以下の点に注意して関わる必要があります。

ポイント 内容 具体例・工夫
見通しを立てる 待つことが苦手な特性に対して、先の流れを具体的に知らせて不安を減らす。 「お母さんが洗濯物を干し終わったら、10分間だけ話を聞くよ」など、時間と行動を明確に伝える。
クールダウンの場所を作る 感情が高ぶる前に落ち着ける環境を用意し、衝動的行動を予防する。 家庭内にクールダウンスペースを作り、気持ちが高ぶった時に自然に行けるよう促す。

私の育児体験では、息子が朝の忙しい時間に何度も同じ事を繰り返して訴えた時は、つい「うるさい!もういい加減にしなさい!」と突き放してしまいがちです。

しかしそれが、逆効果になった過去があります。

特に障害特性であれば、なおさらです。

案の定私の息子は余計に不安になり、泣きながらしつこく話しかけてきました。

失敗を理解した上で「しつこくなる行動の前に先手を打つ」ことを試してみると、成功ました。

例えば、「今日はゲームは1時間ね。タイマーが鳴ったらおしまい。おしまいの10分前にもう一度教えるから」と事前にルールを明確にすることが効果的です。

このようにルールを視覚的に示し、予告をすることで衝動的な「もっとやりたい!」という気持ちのコントロールを支援できます。

実際に障害児者の直接支援でも、相談支援でもルールの視覚化はとても有効的な療育方法として実践しています。

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嫌がってるのにしつこい子どもとは?ソーシャルスキルの課題

がってるのにしつこい 子供

嫌がってるのにしつこい子供の行動は、ADHDの特性におけるソーシャルスキル(社会性)の課題と密接に関わっています。

彼らは、非言語的なサイン(相手の表情、声のトーン、体の向きなど)を読み取ることが苦手な傾向があります。

そのため、相手が「もうやめてほしい」と感じていても、そのサインに気づかず、自分の興味や欲求を一方的に押し付けてしまう結果「しつこい」と見なされてしまうのです。

この問題は友達関係、特に「しつこく友達に向かってしまう」という場面で顕著に現れます。

相手の気持ちを察することが難しいため、友達が断りきれずにいる状況を「まだ大丈夫」と誤解してしまうのです。

この課題を克服するには、専門的なソーシャルスキルトレーニング(SST)が有効です。

専門的な観点から説明すると、ロールプレイングや視覚教材を用いて、以下のような点を具体的に教えることを推奨します。

支援ポイント 内容 具体例・方法
相手の表情を読む練習 視覚的なサインから相手の気持ちや拒否のサインを理解できるようにする。 「眉間にシワ」「口角が下がる」=「ノー」という意味であると教える。
相手の言葉を繰り返す練習 相手の発した言葉を認識し、行動に反映できるようにする。 「やめてって言っているよ」「今は無理だよ」を復唱させ、理解を促す。
「待つ」練習 相手の返事を待つ力を身につける。 待つ秒数(例:5秒)を決めて意識させる。タイミングを区切って練習する。

私の経験では、息子に「相手が『ちょっと待って』って言ったら、30秒静かに待つ」というルールを、砂時計を使って視覚的に練習させました。

最初はもちろん失敗の連続でしたが、徐々に友達の「待って」という言葉に反応できるようになりました。

親が感情的に怒るのではなく、「どうすれば相手の気持ちがわかるか」という具体的なスキルとして教えていくこと行動改善には非常に効果的です。

 

しつこい友達の断り方を小学生から学ぶ!親と子の連携

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「しつこい友達の断り方」の問題は、自分の子どもが「しつこい側」である場合だけでなく、逆に「しつこくされる側」である場合にも、親子の距離感を考える上で難しい問題です。

ADHDの特性を持つ子どもが友達にしつこくされた場合、感情の切り替えが難しいため、対応に苦しみパニックになることもあります。

親は、子どもが「しつこい」行動をとったとき、その都度否定するのではなく、「なぜ、その行動をしたのか」という子どもの気持ちを理解する姿勢を示すべきです。

そして、「お父さんも疲れるよ。でもあなたの気持ちはわかっているよ」と共感を示すことが、親と子の適切な距離感を保つ上で大切です。

子どもが「しつこい」友達に困っている場合、親として以下のサポートができます。

支援ポイント 内容 具体例・方法
「魔法の言葉」を決める 感情的にならずに自分の気持ちを伝えるスキルを身につける。 「今これに集中したいから、また後で話そうね」など、使える断りの言葉を一緒に考え、繰り返し練習する。
物理的な距離を取る練習 気持ちが高ぶる前に、その場を離れて落ち着ける行動を習慣化する。 別の部屋・クールダウンスペースへ移動する練習をし、落ち着くまで待つ経験を積む。

ある時、私の息子は友達にしつこく遊びに誘われ続け、嫌々応じてしまい、結局後で怒り出すという失敗をしました。

この経験から、私は息子に「断ることは悪いことじゃない。自分の気持ちを守る練習だよ」と伝え、具体的な断り方を何度も一緒に練習しました。

親が子どもの気持ちを理解し、具体的な対処法を教えることで、子どもは感情を爆発させる前に、自分で問題に対処するスキルを身につけられます。

このプロセスこそが、子どもの自立を促し、親の育児ストレスを軽減する鍵です。

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子どもの「しつこい」に疲れる!親のメンタルケアとリフレッシュ

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「子供はしつこくて疲れる」と感じるのは、すべての親が経験する、ごく自然な感情です。

特にADHDの特性を持つお子さんの場合、その「しつこさ」は予測不能で強度が高いため、親の心身の疲労は計り知れません。

親が燃え尽きてしまう前に、自分のメンタルケアとリフレッシュの時間を意識的に確保することが不可欠です。

親の失敗例として多いのが、「私が頑張れば、この子の問題は解決するはず」と、一人で全てを抱え込んでしまうことです。

完璧な親になろうと努力しすぎると、子どもが少しでも「しつこい」行動を見せると自己否定感につながり悪循環に陥ります。

親として成功するために、以下の「手抜き」や「甘え」を自分に許す勇気を持っても良いと思うます。

勉強でもそうです。

マンツーマンで教えたり、勉強ができない・しない状況で子どもに口出ししてしまうことはないですか?

口を出すことが余計、関係がこじれる原因になることがあります。

そんな時は、専門家やIT機器の活用を検討することを勧めます。

支援ポイント 内容 具体例・方法
休息のための時間と空間の設定 親自身が休める時間を確保し、心の余裕を保つ。 「この時間だけは何を言われても動かない」と家族に宣言し、親の休憩時間を明確化する。
支援機関の利用 専門家のサポートを受けることで、親子双方の負担が軽減される。 相談支援専門員、児童精神科医、発達支援センターなどに相談する。
オンライン学習の活用 親子間でぶつかりがちな家庭学習のストレスを軽減する。 「すらら」など、子どものペースで進められる学習ツールを利用し、親が直接教えなくても学習が進む環境を作る。

相談や活用をすることで、子どもに良い影響を及ぼすなら実践すべきです。

親が穏やかでいられることが、子どもにとっても最も良い環境だと思います。

時には「今日はもういいや」と、子どもの様々な「しつこさ」を一時的に受け流す柔軟さも、親自身の心を健康に保つ上で必要なスキルです。

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同じ事を何度も言うしつこい子ども。小学生の記憶と表現の課題

同じ事を何度も言う しつこい 子供

「同じ事を何度も言う」の行動は、ADHD特性のある小学生によく見られます。

この繰り返しは、主にワーキングメモリ(作業記憶)の弱さ表現の仕方の課題が原因となっている可能性があります。

課題 内容 傾向・理由
ワーキングメモリの課題 話した内容や質問を頭の中で保持・整理する力が弱い。 話の途中で「言ったか忘れる」ため、同じ内容を無意識に何度も繰り返す。
表現の課題 自分の気持ち・要求を適切な言葉で伝えるスキルが未発達。 伝え方がうまく選べず、わかりやすい表現や成功体験のある言い方を繰り返し使ってしまう。

親として、この「同じ事を何度も言う」ことに対応する時、単に「さっき言ったでしょ!」と怒鳴るのは、子どもの不安を煽るだけで逆効果です。

私自身の失敗談では、夕食時に息子が同じ質問を5回繰り返した時、私は疲れから「いい加減にして!」と怒り、息子は泣き出し、夕食が台無しになりました。

成功するためには、冷静に、そして明確に「応対した」という事実を視覚的に残すことが有効です。

例えば、

支援方法 目的 具体的な工夫
チェックリスト 質問内容を視覚的に整理し、「もう終わった」ことを理解しやすくする。 質問をメモし、チェックボックスをつける。最後に「これで質問は終わりだよ」と視覚的に示す。
録音・録画 「言った・聞いた」という事実を客観的に確認し、同じ質問を繰り返す行動を減らす。 同じことを言い始めたら録音を再生し、「さっきも言ったよね」と気づけるようにする。

この種の関わりは、専門的な療育においても、情報処理の苦手さを補うための環境調整として重視されます。

子どもの障害特性を「しつこさ」というネガティブな行動から切り離し「記憶と表現の苦手さ」というスキルベースの問題として捉え直すことが親のストレスを減らし、建設的な支援につながります。

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ワーキングメモリを鍛える学習にも効果的

 

まとめ:ADHDの特性を理解し、より良い親子関係を築くために

同じ事を何度も言う しつこい 小学生

小学生の「しつこい子ども」の行動は、親にとって大きなストレス源であり、「子供がしつこくて疲れる」と感じるのは当然です。

しかし、その「しつこさ」の背景には、ADHDの特性である衝動性切り替えの苦手さソーシャルスキルの課題、そして強い承認欲求があることをこの記事で見てきました。

親の正しい教育や関わりとは、感情的に怒ったり突き放したりすることではなく、子どもの特性を専門的な知識で理解し、具体的な対処法を教えることです。

失敗談のように感情を爆発させてしまう経験もあれば、成功談のように「見通し」や「視覚的な支援」で建設的な対応ができる経験もあります。

これらの経験こそが、親と子の距離感を適切に保ち、お互いの成長につながります。

「しつこい子ども」の行動は、裏を返せば、強い探究心粘り強さというポジティブな側面でもあります。

特性を無理に変えようとするのではなく、環境や関わり方を調整し、そのエネルギーをポジティブな方向へ導くことが、親に求められる役割です。

親は一人で頑張りすぎず、専門家の支援も得ながら、子どもの「しつこさ」を「成長のエネルギー」として捉え、共感と愛情をもって関わり続けていきましょう。

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