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✏ この記事を書いた人
navilabo
✅ 相談支援専門員として、発達障害のあるお子さんやご家族の相談支援に携わっています
✅ 自身も発達障害の子を持つ親として、日々の子育てを経験しています
✅ 仕事と実生活、両方の視点から得た気づきをこのサイトで発信しています
「早めに声をかけているのに、結局いつも準備が間に合わない」——そんな時間の感覚に、対応の難しさを感じたことはありませんか。
相談支援専門員として、こうしたご相談を受ける中で、ADHDの子が時間を守れないのは、だらしなさではなく時間感覚に関する特性が背景にあることが多いと実感してきました。
この記事では、ADHDの子が時間を守れない・遅刻が多い理由と、家庭・学校でできる工夫を、専門職としての知見と支援の現場で見えてきた傾向をもとに整理します。
ADHDの子が時間を守れない・遅刻が多い理由

ADHDのある子は、時間の長さを感覚的に見積もる力や、行動の切り替えに関わる脳の機能に特性があるとされています。
「あと何分」という感覚がつかみにくく、準備にかかる時間を実際より短く見積もってしまうことがあります。わざと遅れているわけではなく、時間の感じ方そのものに違いがあるという理解が、対応の第一歩になります。
よくあるサイン

相談支援の現場やご家庭からの相談で、よく挙げられるサインを整理しました。
| 準備にかかる時間を見積もれない | 出かける前の準備がどれくらいかかるか実感しにくく、結果的に遅れやすいとされています。 |
| 時計を見ても実感が湧かない | あと10分と言われても、その長さを感覚的につかみにくいことがあります。 |
| 目の前のことに集中しすぎる | 今やっていることに気を取られ、時間が過ぎていることに気づきにくいとされています。 |
| 切り替えに時間がかかる | 次の行動へ移るまでに時間がかかり、結果として全体の予定が遅れやすくなります。 |
サインの現れ方には個人差があり、特定の場面(朝の準備・宿題の切り替え等)で特に強く出る子もいます。
家庭でできる工夫

家庭で取り入れられている工夫の例を紹介します。
| タイマーで時間を見える化する | 残り時間を目で確認できるようにすることで、時間の感覚をつかみやすくなります。 |
| 逆算スケジュールを一緒に作る | 出発時刻から逆算して、何時に何をするかを紙に書いて示すと見通しが持ちやすくなります。 |
| 準備の手順を固定する | 毎回同じ順番で準備することで、かかる時間が安定し見積もりやすくなるとされています。 |
| 遅れそうな時は早めに声をかける | 直前ではなく、少し余裕のある段階で声をかけることが助けになります。 |
「早く」と繰り返し言うより、時間を目に見える形にする方が、本人にも伝わりやすいとされています。
ADHDの特性についてさらに理解を深めたい方には、次の本も参考になります。
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学校でできる合理的配慮の例

学校生活では、持ち物や準備の手順をチェックリスト化する・活動の切り替え時間を事前に予告するといった配慮が有効とされています。
時計だけでなくタイマーを併用してもらう、次の活動を事前に一言伝えてもらうなど、見通しを持てる工夫を取り入れている学校もあります。担任の先生と相談しながら、少しずつ調整していくことが勧められています。
相談支援の現場でよくある工夫のケース

これまでのご相談の中で、傾向として多かった工夫をいくつか一般化してご紹介します。
ひとつは、朝の準備の手順を写真付きのチェックリストにしたケースです。何をどれくらいの時間で終わらせるかが視覚的にわかるようになり、遅れが減ったという声を聞くことがあります。
もうひとつは、出発時刻から逆算して「〇時までに靴を履く」と細かく区切って伝えるようにしたケースです。ひとつの大きな目標より、細かい区切りの方が本人にとって取り組みやすかったという例もあります。
すららをオススメする理由
時間の見通しを持ちにくいお子さんにとって、長時間の学習は負担になりやすいことがあります。すららは1回の授業が短く区切られた対話型のアニメ授業のため、時間の感覚をつかみやすく、無理なく取り組みを続けやすいと感じています。無学年式で自分のペースを保てる点も、時間感覚に特性のあるお子さんに合いやすいポイントです。
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よくある質問
Q. ADHDの子が時間を守れないのはだらしないからですか?
記事では、ADHDの子が時間を守れないのは、時間の長さを感覚的に見積もる力や行動の切り替えに関わる脳の機能の特性によるものであり、だらしなさの問題ではないとされています。まずはそう理解することが対応の第一歩になるとされています。
Q. 時間管理に家庭でできる工夫はありますか?
記事では、タイマーで時間を見える化する、逆算スケジュールを一緒に作る、準備の手順を固定するといった工夫が有効だとされています。「早く」と繰り返し言うより、時間を目に見える形にする方が伝わりやすいとされています。
Q. 学校ではどんな配慮をお願いできますか?
記事では、持ち物や準備の手順をチェックリスト化する、活動の切り替え時間を事前に予告するといった配慮が有効だとされています。担任の先生と相談しながら少しずつ調整していくことが勧められています。
まとめ

ADHDの子が時間を守れないのは、時間感覚に関わる特性によるものであり、だらしなさではないという理解が、対応の出発点になります。
家庭では時間を見える形にする工夫を、学校では見通しを持てる配慮を、それぞれ積み重ねることで、少しずつ時間を守りやすくなっていきます。
遅刻を責めるのではなく、その子に合った時間の感じ方を一緒に探していく姿勢を大切にしていきたいと思います。
相談窓口のご案内
お子さまやご自身の発達特性について気になることがある場合は、下記の公的な相談窓口もご活用ください。
- 発達障害ナビポータル(厚生労働省・文部科学省)
- 発達障害者支援センター一覧(国立障害者リハビリテーションセンター・お住まいの都道府県の窓口を確認できます)
- こころの健康相談統一ダイヤル: 0570-064-556(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療、または専門的な助言に代わるものではありません。症状や特性でお困りの場合は、上記の相談窓口や医療機関・専門家に必ずご相談ください。また本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
