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navilabo
✅ 相談支援専門員として、発達障害のあるお子さんやご家族の相談支援に携わっています
✅ 自身も発達障害の子を持つ親として、日々の子育てを経験しています
✅ 仕事と実生活、両方の視点から得た気づきをこのサイトで発信しています
「読むのに時間がかかる」「書き写しが追いつかない」——そんなお子さんの様子に、タブレットやアプリが助けになると聞いたことはありませんか。
相談支援専門員として、日々ご相談を受ける中で、ICTは苦手なことを無理に克服させる道具ではなく、得意なやり方で学びを進めるための選択肢だと実感してきました。
この記事では、学習障害の子に役立つICT活用の考え方、読む・書く場面での具体的な使い方、デイジー教科書の申請方法、学校での配慮の求め方を、専門職としての知見と一次情報をもとに整理します。
なぜICTがLDの子に役立つのか|困りごとの回避と得意の発揮

学習障害(LD)のある子は、読む・書く・計算するといった特定の力に困難がある一方、理解力そのものに遅れがあるとは限りません。
耳で聞けば理解できる、話せば説明できるといった強みを持つお子さんも多く、ICTを使うことで、苦手な入り口を避けながら、得意な力を発揮しやすくなるとされています。
ICTの活用は、甘えではなく、その子に合った学び方の一つです。使うかどうかは、本人の様子を見ながら判断していきます。
読むことを助けるICT|音声読み上げとデイジー教科書

読むことに困難があるお子さんには、次のようなICTが役立つとされています。
| 音声読み上げ機能 | 端末やアプリの読み上げ機能を使い、文章を耳から取り込みます。目で追う負担を減らせるとされています。 |
| デイジー教科書(マルチメディアデイジー教科書) | 教科書の文章を音声と、読んでいる箇所のハイライト表示で確認できる教材です。無償で提供されています。 |
| オーディオブック | 教科書以外の読書でも、耳から情報を取得する選択肢として活用できます。 |
| 文字の拡大・行間調整 | 端末の設定で文字を大きくしたり行間を広げたりすることで、文字を追いやすくなる場合があります。 |
複数の方法を組み合わせることで、本人に合った読み方を見つけやすくなります。
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ディスレクシア(読み書き障害)とは|特徴と家庭・学校での工夫
学習障害のひとつであるディスレクシア(読み書き障害)の特徴と、知的な遅れとは異なる特性であるという正しい理解、相談支援専門員としての知見・支援事例をもとにした、家庭や学校の現場で実際に取り入れられている具体的な工夫をあわせて詳しく解説します。
書く・計算することを助けるICT

書くこと、計算することに困難があるお子さんには、次のようなICTが役立つとされています。
| タブレットでの撮影 | 黒板やプリントを撮影することで、書き写しに時間を取られすぎずに済みます。 |
| キーボード入力・音声入力 | 手書きに時間がかかる場合、入力機能を使うことで文章を作成しやすくなります。 |
| 電卓・計算アプリ | 筆算に時間がかかる場合、計算の過程を補助する道具として活用できます。 |
| リマインダー・タイマー機能 | 予定の管理や時間の区切りを、視覚的に分かりやすく示してくれます。 |
すべてを一度に導入する必要はなく、困りごとが大きい場面から少しずつ取り入れていくことが勧められています。
学習障害の特性やサブタイプについてさらに知りたい方には、次の本も参考になります。
📖 おすすめの本: 『LD(学習障害)のある子を理解して育てる本』🎧 この分野の本はAudibleでも聴けます(30日間無料)
デイジー教科書とは|対象と申請の流れ

デイジー教科書(マルチメディアデイジー教科書)は、公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会が無償で提供している音声付きの教科書です。文章が音声で読み上げられ、読んでいる箇所がハイライトで示されます。
| 対象 | 通常の教科書では読むことが困難なLD等の発達障害、弱視等の視覚障害、肢体不自由などがある児童生徒が対象とされています。日本語指導が必要な外国人児童生徒も含まれます。 |
| 診断書の要否 | 公式ページには診断書についての明記はありません。申請にあたっては、学校や協会に事前に確認することが勧められます。 |
| 申請できる人 | 教育委員会、学校図書館、本人、保護者、支援者、教員、特別支援教育コーディネーターなどが申請できます。 |
| 申請方法 | 教育委員会による一括申請、学校図書館による申請、個人や支援者による一般提供申請の3種類があります。年度ごとに申請が必要で、自動継続ではないとされています。 |
申請の詳細は、日本障害者リハビリテーション協会の公式サイトで最新情報を確認してください。
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書字障害(ディスグラフィア)とは|特徴と家庭・学校での工夫
学習障害のひとつである書字障害(ディスグラフィア)の特徴を解説します。知的な発達に遅れがあるわけではなく、書くことに特化した特性であるという理解を軸に、相談支援専門員としての知見をもとに、学校での合理的配慮の具体例や家庭でできるサポートの工夫まで、あわせて詳しく紹介していきます。
学校でICTを使うための配慮の求め方

学校でICTを使うには、事前の相談と共有が欠かせません。求め方の例を整理しました。
| 困りごとを具体的に伝える | 何にどう困っていて、どの機能が助けになるかを、担任の先生に具体的に伝えます。 |
| 個別の指導計画に記載してもらう | 使用するICT機器や配慮の内容を計画に記載してもらうと、担任が替わっても引き継ぎやすくなります。 |
| テストでの利用を相談する | 授業だけでなく、テストでの読み上げや入力の利用について、可能な範囲を確認します。 |
| 段階的に試す | 最初から全教科で使うのではなく、負担の大きい場面から少しずつ試していく方法もあります。 |
配慮の内容は学校や自治体によって差があります。担任の先生やスクールカウンセラー、特別支援教育コーディネーターに、早めに相談してみてください。
相談支援の現場でよくあるケース
これまでのご相談の中で、傾向として多かった事例をいくつか一般化してご紹介します。
ひとつは、タブレットでの撮影を認めてもらったことで、書き写しに追われる時間が減り、授業の内容に集中できるようになったという声です。
もうひとつは、デイジー教科書を導入したところ、教科書の内容を自分で理解できるようになり、学習への抵抗感が減ったというケースです。導入して終わりではなく、本人の反応を見ながら使い方を調整していくことが大切だとされています。
すららをオススメする理由
ICT機器と同じく、すららも画面や音声を使って学習を進められる点が、読み書きに困難があるお子さんに合いやすいと感じています。無学年式で、自分の理解度に合わせて進められる点も、特性に合わせやすいポイントです。
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大人の学習障害(LD)とは|仕事での困りごとと工夫
大人の学習障害(LD)が気づかれにくい理由や、仕事でよくあるつまずきの場面、無理のない対処の考え方、職場で相談できる合理的配慮の例まで、相談支援専門員としての知見をもとに、無理のない働き方につながる視点から、分かりやすく丁寧に整理して紹介します。
よくある質問
Q. ICTを使うと本人の力が伸びなくなりませんか?
記事では、ICTは苦手を無理に克服させる道具ではなく、得意なやり方で学びを進めるための選択肢だとされています。読む・書くという入り口を避けることで、理解や表現の力を発揮しやすくなる場合があるとされています。
Q. デイジー教科書は誰でも申請できますか?
記事では、通常の教科書では読むことが困難なLD等の発達障害や視覚障害、肢体不自由などがある児童生徒が対象とされ、教育委員会、学校図書館、本人、保護者、支援者、教員などが申請できるとされています。診断書の要否については公式ページに明記がないため、学校や協会に事前の確認が勧められています。
Q. 学校でタブレットを使わせてもらうにはどうすればいいですか?
記事では、困りごとを具体的に伝え、個別の指導計画に使用するICT機器や配慮の内容を記載してもらうことが勧められています。授業だけでなくテストでの利用についても、可能な範囲を確認することが紹介されています。
まとめ

ICTは、学習障害の子が苦手な入り口を避けながら、得意な力を発揮するための道具です。
読む場面では音声読み上げやデイジー教科書、書く・計算する場面ではタブレットやアプリと、困りごとに合わせて少しずつ取り入れていくことが、無理なく続けるための出発点になります。
学校での利用には事前の相談と共有が欠かせません。一人で抱え込まず、学校や相談支援専門員に気軽に相談してみてください。
相談窓口のご案内
お子さまの学習面や利用できる支援について気になることがある場合は、下記の窓口もご活用ください。
- お子さまの通う学校(担任・特別支援教育コーディネーター)
- 発達障害ナビポータル(厚生労働省・文部科学省)
- 発達障害者支援センター一覧(国立障害者リハビリテーションセンター・お住まいの都道府県の窓口を確認できます)
- こころの健康相談統一ダイヤル: 0570-064-556(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療、または専門的な助言に代わるものではありません。ICT活用の効果には個人差があり、学校での利用の可否は学校や自治体の判断によります。制度や申請方法は変更されることがあるため、最新情報は各機関の公式サイトでご確認ください。症状や特性でお困りの場合は、上記の相談窓口や医療機関・専門家に必ずご相談ください。また本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
