就労移行支援

就労定着支援とは|対象と就労移行支援との違い

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✏ この記事を書いた人

navilabo
✅ 相談支援専門員として、発達障害のあるお子さんやご家族の相談支援に携わっています
✅ 自身も発達障害の子を持つ親として、日々の子育てを経験しています
✅ 仕事と実生活、両方の視点から得た気づきをこのサイトで発信しています

「せっかく就職できたのに、続けられるか不安」——就労移行支援を利用して一般就労した方から、そんなお声を伺うことがあります。

相談支援専門員として、日々ご相談を受ける中で、就職はゴールではなく、そこからの定着を支える仕組みがあることを知っておくと、安心感につながると実感してきました。

この記事では、就労定着支援の目的と対象者、利用できるタイミング、具体的な支援内容、ジョブコーチとの違いを、専門職としての知見と一次情報をもとに整理します。

就労定着支援とは|目的と対象者

就労定着支援とは|目的と対象者のイラスト

就労定着支援は、就労移行支援や就労継続支援などを利用して一般就労した方の、職場への定着を支える障害福祉サービスです。

対象は、就労移行支援・就労継続支援・生活介護・自立訓練のいずれかを利用して一般就労し、就労から6か月が経過した方とされています。就職して間もない時期は、利用していた事業所が引き続きサポートする仕組みになっています。

利用できるタイミングと申し込みの流れ

利用できるタイミングと申し込みの流れのイラスト

利用を始めるまでの一般的な流れを整理しました。

就労開始〜6か月 この期間は、利用していた就労移行支援などの事業所が引き続きフォローするとされています。
就労から6か月経過後 このタイミングから、就労定着支援の対象になります。必要に応じて市区町村へ利用の申請を行います。
申請先 お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口、または利用していた事業所に相談すると案内を受けられます。
利用先の選択 継続して同じ事業所に依頼できる場合と、別の就労定着支援事業所を紹介してもらう場合があります。

手続きの詳細は自治体や事業所によって異なるため、まずは利用していた事業所や市区町村の窓口に確認することが勧められています。

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就労移行支援の1日の流れ|訓練内容を具体的に解説
就労移行支援の1日の流れ|訓練内容を具体的に解説

就労移行支援に実際に通所した場合の1日のタイムスケジュールの具体例と、ビジネスマナーやPCスキル・SSTなどの訓練内容の種類を、相談支援専門員としての知見と現場でよく受ける質問への回答も交えながら、丁寧に分かりやすく、詳しく解説していきます。

具体的にどんな支援を受けられるか

具体的にどんな支援を受けられるかのイラスト

就労定着支援では、次のような支援を受けられるとされています。

本人との定期的な面談 月1回程度の面談を通じて、仕事や生活面での困りごとを確認します。
企業への訪問・連絡調整 月1回程度、勤務先を訪問し、職場での様子を確認したり、必要な配慮について相談したりします。
生活リズムの相談 遅刻や欠勤が増えている場合など、生活面の課題についても一緒に振り返ります。
家族・関係機関との連携 必要に応じて、家族や医療機関などとも連絡を取り合いながら、働き続けられる環境を整えます。

本人だけでなく、勤務先にも定期的に関わることで、働き続けやすい環境を整えていくのが特徴です。

就労移行支援や働き方の準備についてさらに知りたい方には、次の本も参考になります。

📖 おすすめの本: 『大人の発達障害 働き方のコツがわかる本』🎧 この分野の本はAudibleでも聴けます(30日間無料)

ジョブコーチとの違い

ジョブコーチとの違いのイラスト

似た役割に見えるジョブコーチとの違いを整理しました。

就労定着支援 障害福祉サービスのひとつで、一般就労後の生活面・職場適応の課題を、本人・企業双方への関わりを通じて支える仕組みです。
ジョブコーチ 職場に出向いて、仕事の進め方や職場内での関わり方を直接指導・調整する専門職です。利用できる制度や期間の枠組みが異なります。

どちらの支援が受けられるかは、地域や状況によって異なります。迷ったときは、利用していた就労移行支援事業所や相談支援専門員に確認してみてください。

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ジョブコーチとは|就労移行支援との違いと利用の流れ
ジョブコーチとは|就労移行支援との違いと利用の流れ

発達障害のある方の就労を支える「ジョブコーチ(職場適応援助者)」について解説します。就労移行支援とは役割が異なる制度であることを整理したうえで、相談支援専門員としての知見をもとに、支援してもらえる内容や実際の利用の流れまで詳しく紹介していきます。

利用期間と費用の仕組み

利用期間と費用の仕組みのイラスト

利用にあたって知っておきたい点を整理しました。

利用期間 最大3年間利用できるとされています。
生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯 自己負担上限月額は0円とされています。
一般1(市町村民税課税世帯・所得割16万円未満) 自己負担上限月額は9,300円とされています。
一般2(上記以外の課税世帯) 自己負担上限月額は37,200円とされています。

区分の詳細や、利用期間終了後の選択肢については、自治体や事業所によって案内が異なるため、必ず窓口で確認してください。

相談支援の現場でよくあるケース

これまでのご相談の中で、傾向として多かった事例をいくつか一般化してご紹介します。

ひとつは、就職直後は順調だったものの、数か月後に生活リズムが崩れ始めたタイミングで、就労定着支援の面談を通じて早めに立て直せたという声です。

もうひとつは、職場側が特性への理解に悩んでいたところ、定着支援員が間に入って調整したことで、双方の負担が軽くなったというケースです。本人だけでなく、企業側にとっても相談できる存在があることが、安心につながっているようです。

就職前の準備段階から整えるならNeuro Dive

就労定着支援は就職後の仕組みですが、その前段階として、自分に合った職場を見極めておくことも大切です。IT分野に特化したNeuro Dive(ニューロダイブ)のような就労移行支援では、訓練を通じて自分の得意・不得意を客観的に把握し、定着しやすい職場選びにつなげることができます。

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よくある質問

Q. 就労定着支援はいつから利用できますか?

記事では、就労移行支援などを利用して一般就労し、就労から6か月が経過した方が対象とされています。就職して間もない時期は、利用していた事業所が引き続きサポートする仕組みになっているとされています。

Q. ジョブコーチと就労定着支援は同じものですか?

記事では、就労定着支援は障害福祉サービスのひとつとして本人・企業双方への関わりを通じて職場適応を支える仕組みであり、ジョブコーチは職場に出向いて直接指導・調整する専門職とされ、利用できる制度や期間の枠組みが異なるとされています。

Q. 就労定着支援はどのくらいの期間利用できますか?

記事では、最大3年間利用できるとされています。自己負担額は世帯の所得に応じた上限月額が設けられているとされています。

まとめ

まとめのイラスト

就労定着支援は、就職後の生活面・職場適応の課題を、本人と企業の両方に関わりながら支える仕組みです。

就職はゴールではなく、そこから働き続けるための伴走者がいると知っておくことが、安心して一歩を踏み出す支えになります。不安なことがあれば、一人で抱え込まず、利用していた事業所や相談支援専門員に相談してみてください。

相談窓口のご案内

働き方や制度について気になることがある場合は、下記の窓口もご活用ください。

  • お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口(利用申請の窓口)
  • 利用していた就労移行支援・就労継続支援の事業所
  • 発達障害ナビポータル(厚生労働省・文部科学省)
  • 発達障害者支援センター一覧(国立障害者リハビリテーションセンター・お住まいの都道府県の窓口を確認できます)
  • こころの健康相談統一ダイヤル: 0570-064-556(厚生労働省)

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療、または専門的な助言に代わるものではありません。制度の内容、利用条件、自己負担額は改定や自治体・事業所の運用によって変わることがあります。症状や特性でお困りの場合、また制度の詳細については、上記の相談窓口や医療機関・専門家に必ずご相談ください。また本記事にはアフィリエイト広告を含みます。

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