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✏ この記事を書いた人
navilabo
✅ 相談支援専門員として、発達障害のあるお子さんやご家族の相談支援に携わっています
✅ 自身も発達障害の子を持つ親として、日々の子育てを経験しています
✅ 仕事と実生活、両方の視点から得た気づきをこのサイトで発信しています
大きな声を出して泣き叫ぶ、あるいは急に動きや言葉が止まってしまう——そんなお子さんの様子に、どう対応すればいいか分からず戸惑ったことはありませんか。
相談支援専門員として、自閉症スペクトラムのあるお子さんのパニックやフリーズへの対応について、多くのご家庭からご相談を受けてきました。
この記事では、パニック・フリーズが起きる背景と、それぞれの状態に応じた対応のコツを、専門職としての知見をもとに整理します。
なぜパニックやフリーズが起きるのか

自閉症スペクトラムのあるお子さんは、入ってくる情報や刺激の処理に負担がかかりやすい特性があるとされています。
不安や混乱が許容範囲を超えたとき、その処理しきれなかったエネルギーが外に向かって出ると「パニック」、内側に向かって動きが止まると「フリーズ」として現れると考えられています。
パニックとフリーズの違い

似ているようで異なる、2つの状態の特徴を整理しました。
| パニック | 強い不安や混乱から、大きな声を出す・泣く・動き回るなど、外に向かって反応が出る状態とされています。 |
| フリーズ | 刺激や情報量に処理が追いつかず、動きや発話が止まり、その場で固まってしまう状態とされています。 |
どちらも「わがまま」や「反抗」ではなく、処理しきれない負荷への反応だという理解が対応の出発点になります。
パニックが起きているときの対応

パニックが起きているときは、説得や説明を試みるより、まず刺激を減らすことが優先とされています。
大きな声で制止するのではなく、静かな場所へ移動し、落ち着くまでそばで見守ることが勧められています。
フリーズしているときの対応

フリーズしている場合、無理に反応を引き出そうと声をかけ続けるのは逆効果になることがあるとされています。
急かさずに時間をおき、本人が動き出せるタイミングを待つことが、負担を減らす対応になります。
相談支援の現場でよくある工夫のケース

これまでのご相談の中で、傾向として多かった工夫をいくつか一般化してご紹介します。
ひとつは、パニックの前兆となる本人特有のサイン(耳をふさぐ、視線が泳ぐなど)を家族で共有し、その段階で早めに刺激の少ない場所へ移動するようにしたケースです。パニックそのものの頻度が減ったという声を聞くことがあります。
もうひとつは、フリーズしたときに無理に話しかけず、そばに座って待つようにしたケースです。本人のペースで落ち着けるようになり、回復までの時間が短くなったという例もあります。
パニックやかんしゃくへの向き合い方をより深く知りたい方には、次の本も参考になります。
日頃からできる予防的な工夫

パニック・フリーズそのものを完全になくすことは難しくても、頻度や強さを和らげる工夫はあるとされています。
| 見通しを事前に伝える | 一日の流れや予定の変更をあらかじめ伝えておくことで、不安の蓄積を減らせるとされています。 |
| 刺激の少ない環境を整える | 音や光など、負担になりやすい刺激を事前に把握し、調整できる範囲で減らしておきます。 |
| 本人のサインに早めに気づく | 表情や声のトーンの変化など、パニック・フリーズの前兆となるサインを普段から観察しておきます。 |
| クールダウンできる場所を用意する | 落ち着ける静かな場所をあらかじめ決めておくと、いざというときに移動しやすくなります。 |
すららをオススメする理由
パニックやフリーズが起きやすいお子さんにとって、教室のような刺激の多い環境での学習は負担が大きくなることがあります。すららは自宅の落ち着いた環境で、自分のペースで学習を進められるため、刺激をコントロールしながら学べる点が特性に合いやすいと感じています。また無学年式なので、体調や気分に波がある日でも、無理なく学習を続けやすい設計になっています。
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【体験談】自閉症のこだわり行動|無理にやめさせない対応のコツ
自閉症スペクトラムの子に見られる「こだわり行動」の背景と、無理にやめさせようとして失敗した経験から見えた家庭での工夫を、相談支援専門員かつ3児の父の立場から解説します。
よくある質問
Q. 自閉症の子のパニックは、わがままなのでしょうか?
記事では、パニックは処理しきれない不安や刺激への反応であり、わがままや反抗ではないとされています。まず刺激を減らし、落ち着くまで見守ることが勧められています。
Q. パニックとフリーズはどう違いますか?
記事では、パニックは大きな声や動きなど外に向かって反応が出る状態、フリーズは動きや発話が止まり固まってしまう状態だとされています。
Q. フリーズしているときはどう対応すればいいですか?
記事では、無理に反応を引き出そうと声をかけ続けるのではなく、急かさずに時間をおいて本人が動き出せるタイミングを待つことが勧められています。
まとめ

パニック・フリーズは、処理しきれない不安や刺激への特性による反応であり、叱っても止まるものではないことが整理できました。
前兆のサインに早めに気づき、刺激の少ない環境を整えることで、頻度や強さを和らげていけます。
本人を責めるのではなく、落ち着けるまで寄り添う姿勢を、これからも大切にしていきたいと思います。
相談窓口のご案内
お子さまやご自身の発達特性について気になることがある場合は、下記の公的な相談窓口もご活用ください。
- 発達障害ナビポータル(厚生労働省・文部科学省)
- 発達障害者支援センター一覧(国立障害者リハビリテーションセンター・お住まいの都道府県の窓口を確認できます)
- こころの健康相談統一ダイヤル: 0570-064-556(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療、または専門的な助言に代わるものではありません。症状や特性でお困りの場合は、上記の相談窓口や医療機関・専門家に必ずご相談ください。また本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
