本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
✏ この記事を書いた人
navilabo
✅ 相談支援専門員として、発達障害のあるお子さんやご家族の相談支援に携わっています
✅ 自身も発達障害の子を持つ親として、日々の子育てを経験しています
✅ 仕事と実生活、両方の視点から得た気づきをこのサイトで発信しています
「通常の学級だけでは支援が足りないかもしれない。でも特別支援学級って、実際どんな場所なんだろう」——そんな疑問をよく伺います。
相談支援専門員として、日々ご相談を受ける中で、特別支援学級は名前を知っていても、具体的な種類や利用までの流れを知らない方が多いと感じてきました。
この記事では、特別支援学級の種類や利用までの流れ、通級指導教室との違いを、専門職としての知見と一次情報をもとに整理します。
特別支援学級とは

特別支援学級は、小・中学校に障害の種別ごとに置かれる少人数の学級とされています。公立では1学級8人が標準とされており、障害による困難を克服するための教育を行うことが学校教育法に定められています。
通常の学級に在籍しながら一部の時間だけ利用する通級指導教室とは異なり、特別支援学級は在籍そのものがその学級になる点が大きな違いです。
特別支援学級の種類

特別支援学級には、障害の種別ごとに次のような種類があるとされています。
| 知的障害学級 | 知的発達の遅れがあり、人との意思疎通や日常生活に困りごとが大きいお子さんを対象とした学級とされています。在籍者数が最も多い学級とされています。 |
| 自閉症・情緒障害学級 | 自閉症や場面緘黙などの情緒障害の診断があり、対人関係や意思疎通に困難があるお子さんを対象とした学級とされています。 |
| 肢体不自由学級 | 身体の障害により、日常生活での運動や動作に困難があるお子さんを対象とした学級とされています。 |
| 病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障害の学級 | 持続的な生活規制が必要な場合や、視覚・聴覚・言葉の面に困難がある場合に対応する学級として、それぞれ設けられているとされています。 |
対象となる障害の範囲は学級や自治体によって異なります。詳細は必ずお住まいの教育委員会でご確認ください。
もっと詳しく
-
-
通級指導教室とは|学習障害の子が利用できる支援の仕組み
学習障害のある子が利用できる「通級指導教室」について解説します。通常の学級に在籍しながら一部の時間だけ利用する仕組みであり、特別支援学級とは役割が異なることを整理したうえで、相談支援専門員としての知見をもとに、受けられる支援の内容や利用までの流れを詳しく紹介していきます。
利用までの流れ

一般的には、次のような流れで利用が決まるとされています。
| 1. 教育相談の申し込み | 在籍する園や学校、または市区町村の教育委員会の窓口に相談します。 |
| 2. 観察・調査・面接 | お子さんの様子の観察や発達検査、保護者との面接などが行われるとされています。 |
| 3. 教育支援委員会での審議 | 専門家を交えた委員会で、障害の種別や適した就学先について話し合われるとされています。 |
| 4. 入級・保護者面談 | 審議の結果をもとに入級が決まり、担任となる教員との面談が行われることが一般的とされています。 |
具体的な手続きや必要書類は自治体によって異なります。まずは在籍する園や学校、お住まいの教育委員会の就学相談窓口に相談することが勧められています。
学習障害のあるお子さんへの理解をさらに深めたい方には、次の本も参考になります。
📖 おすすめの本: 『LD(学習障害)のある子を理解して育てる本』🎧 この分野の本はAudibleでも聴けます(30日間無料)
通級指導教室との違い・LD/ADHDのお子さんの場合

特別支援学級は多くの時間をその学級で過ごすのに対し、通級指導教室は基本的に通常の学級に在籍し、一部の時間だけ個別の指導を受ける仕組みとされています。
学習障害(LD)やADHDのみが対象の場合、特別支援学級の対象外とされることが多く、通級指導教室が主な選択肢になるとされています。どちらが合うかは、お子さんの状況や自治体の運用によって異なるため、就学相談の中で確認することが大切です。
もっと詳しく
-
-
就学相談とは|時期と流れ、就学先の選び方
就学相談とは何か、対象や目的、就学時健診を含む年間のスケジュール、通常学級・通級・特別支援学級・特別支援学校といった就学先の種類、決定の仕組みまで、相談支援専門員としての知見と文部科学省の資料をもとに、初めて経験する保護者の方にも分かりやすく整理して紹介します。
相談支援の現場でよくあるケース
これまでのご相談の中で、傾向として多かった事例をいくつか一般化してご紹介します。
ひとつは、最初は特別支援学級を検討していたものの、就学相談を進める中で、通常の学級に在籍しながら通級指導教室を利用する形が合っていると分かった、というケースです。
もうひとつは、見学や体験を通じて、特別支援学級での少人数の環境がお子さんに合っていると実感し、安心して入級を決められた、という声です。制度の名前だけで判断せず、実際に見て確認することが納得につながると感じています。
すららをオススメする理由
特別支援学級や通級指導教室を利用していても、学習の進め方に迷うことがあります。すららは無学年式で、学年や学級の枠にとらわれず、お子さんの理解度に合わせて学べる教材のため、学校での支援と合わせて取り入れやすいと感じています。
もっと詳しく
-
-
すららは発達障害の子に選ばれる理由|療育現場での活用実績
「うちの子に合う学習教材が見つからない」——発達障害や学習障害のあるお子さんを育てる中で、そんな悩みを抱えたことはありませんか。相談支援専門員として、また3人の子を育てる父として見えてきた、すららの特徴と療育現場での活用実績をお伝えします。
よくある質問
Q. 特別支援学級にはどんな種類がありますか?
記事では、知的障害、自閉症・情緒障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障害といった障害の種別ごとに学級が設けられているとされています。知的障害学級が在籍者数の最も多い学級とされています。
Q. 特別支援学級の利用はどんな流れで決まりますか?
記事では、教育相談の申し込みから、観察・調査・面接、教育支援委員会での審議を経て、入級・保護者面談という流れが一般的とされています。具体的な手続きは自治体によって異なります。
Q. 学習障害(LD)やADHDの場合も特別支援学級の対象になりますか?
記事では、LDやADHDのみが対象の場合、特別支援学級の対象外とされることが多く、通級指導教室が主な選択肢になるとされています。詳細は就学相談の中で確認することが大切です。
まとめ

特別支援学級は、障害の種別ごとに置かれる少人数の学級で、通級指導教室とは在籍の形が異なります。LD・ADHDのお子さんの場合は通級指導教室が主な選択肢になることが多いため、就学相談の中でお子さんに合った形を確認することが大切です。
気になることがあれば、一人で抱え込まず、教育委員会の就学相談窓口に相談してみてください。
相談窓口のご案内
お子さまの就学先について気になることがある場合は、下記の窓口もご活用ください。
- お住まいの市区町村の教育委員会・就学相談窓口
- 在籍する園・学校の担任や特別支援教育コーディネーター
- 発達障害ナビポータル(厚生労働省・文部科学省)
- 発達障害者支援センター一覧(国立障害者リハビリテーションセンター・お住まいの都道府県の窓口を確認できます)
- こころの健康相談統一ダイヤル: 0570-064-556(厚生労働省)
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療、または専門的な助言に代わるものではありません。対象範囲や手続きの詳細は自治体によって異なります。実際の利用にあたっては、必ずお住まいの教育委員会や学校にご確認ください。また本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
